暑中お見舞い申し上げます。
休み中に、いろいろやりたいことがあるのに、ほとんど何もしない間に夏休みの半分が過ぎた。
きょうはゴミの話。葉山では町の政策としてゼロウェイスト運動を推進している。
ごみを細かく分別し、資源としてリサイクルする。燃やすゴミや埋め立てゴミをできる限り減らそうという考えだ。
くうらでは開店以来、一度も生ゴミを町の収集に出したことが無い。意地でも出さない。キエーロという生ゴミが消える装置で自家処理をしている。キエーロは木製の箱の中に黒土が入っているだけの簡単なもの。

2~3日ためた生ゴミを穴を掘って入れる。揚げ物に使った廃油も入れられる。

そして生ゴミと土をよく混ぜる。よく混ぜることが大事。私は大きなスコップでがんがん混ぜる。

生ゴミが表面に出ていないように土をかぶせる。次に捨てるときは前回入れた所ではない所に捨てる。夏の暑い時なら4〜5日で、冬の寒い時で10日くらいで生ゴミが消える。

このキエーロは庭が無くてもできるように箱形のベランダ用。他に庭に直接置ける枠形のものもある。
キエーロのすごいところは何年たっても中の土の量が増えないこと。バクテリアが全部分解してくれるらしい。今まで入れた生ゴミの総量を想像してみると、あれだけの量の生ゴミがこの箱の中に消えていったなんてすごい! あとはミックスペーパーの分別をきちんとやって資源にすれば、燃えるゴミの収集に出すものは本当に少なくなる。
キエーロは葉山町役場環境課で購入することが出来る。